ecosys コンクリート【土間】

土間床工事の前に基礎工事の施工があります。
この基礎工事は一つの工程ごとにスケールを当てて写真を撮りながら、公共工事(役所の検査)よりも厳重な建築の社内検査の技術基準をクリアしなければなりません。
クリアしなければ工事はSTOPし、一から再施工です。もしも図面との相違があれば当然やり直しです。
ここで問題にしたいのは、一般には土間工事と呼ばれるコンクリート床工事です。
フレーム(鉄骨)、ウォール(外壁)、ルーフ(屋根)等の上屋(建物)部分がどんなに優れていて、立派に仕上がったとしても床がヒビだらけではいけません。がっかりですよね。
しかしこのヒビが意外と手強いのです。
ゼネコンのいわゆるプラント建設工事で基礎土間床工事を請け負いました。
数年前にプラント内の液体を漏らしてはならない重要任務です。
どうしたらヒビ割れのない土間工事を行うかという難問に日々挑み続け研究、開発を繰り返した建築では、結果、ヒビ割れが全くない非常に良い綺麗なコンクリートに仕上がりました。
重要任務を見事に成功させました。
請負っていないコンクリートの壁は「t400㎜D13◎200W配筋」でしたが
10mに1本、計ったかのようにヒビが入っていました(笑)
時間を掛け神経を削り苦労に苦労を重ねて辿り着いたこの施工方法は、ここでは公開できません。
貴重な建築の社内ノウハウです。
しかし、ヘアクラックと呼ばれる原因不良のクラックが入ることがあるので、「どんなヒビも絶対に入りません」と言えないところにつらさがあります。
でも安心して建築にお任せ下さい。
ノウハウを屈っして全神経を注いでコンクリートを打ちます。